基礎有機化学
高木教官は自分で書いたA4紙の参考用紙のみ持込可にしてくれています。


●基礎有機化学 2004/?/? 再試 高木教官
 1.以下の問1から問3に答えよ。
  問1 下に示す化合物において存在する立体異性体を全て記せ。
  問2 赤い皮の手袋1組、黄色の皮の手袋1組、軍手1組がある。1つずつの手袋を使って、meso、enantiomer、
      diastereomerの説明をせよ。
  問3 問1で書いた立体異性体のうち、meso体になるものenantiomerの関係にあるもの全て記せ。
          

 2.メタンのハロゲン化反応におけるX・+CH4→CH3・+HXのエンタルピー変化をH1、
   CH3・+X2→CH3X+X・のエンタルピー変化をH2とすると、下の表のようになる。
   この表に基づいて、塩素化は容易に起るのに対して、臭素化は高温にしなければ起らず、ヨウ素化は不可能であることを説明せよ。

-33 -68
Cl -1 -21
Br 14 -20
31 -21


 3.ラジカル反応において、第3級炭素がもっとも反応が高く、第1級炭素が反応しにくい理由を説明せよ。
   (軌道を利用して説明すること。)

 4.下に示した2つの化合物中の1と2の炭素のRSを記せ。また、各々について最も安定な配座の構造を記せ。
   (Tはいす形で記し、UはNEWMANを用いて記せ。)ただし、Uにおいては、OHとCOOHの間に水素結合が存在する場合が
   最も安定であるとする。またTのIUPAC名を記せ。
        
             T     U

 5.以下の問1と問2に答えよ。
  問1 ポリエチレンは電導性を示さないのに、ポリアセチレンは電導性を示す。その理由を説明せよ。
  問2 二酸化炭素が地球温暖化の原因となる理由を説明せよ。




●基礎有機化学 2004/2/? 期末 高木教官
 1.1,3,5-トリクロロシクロヘキサンで存在する異性体をすべて記し、安定性の順を記せ。

 2.下に示す化合物中の炭素原子1〜8の混成軌道がsp3、sp2、spのいずれかであるかを各々について記せ。
       

 3.以下の言葉について解説せよ。
  (1)intraとinter (2)Six member is best,five or seven is possible. (3)UV-AとUV-B

 4.以下の化合物1・2について安定な立体構造(化合物1はNewmanで)記し、各々の1と2の炭素のRSを記せ。
   ただし、化合物1ではフェニル基どうしの反発が一番大きいものとする。また、化合物2のIUPAC名を記せ。
          
           化合物1       化合物2

 5.以下の問1から問3に答えよ。
  問1 マグカップはachiralなものであるが、ポイント(マーク)の入れ方によってはchiralになったりachiralになったりする。
     星印を1つマークとして入れるとして、chiralなものとachiralなものを図示せよ。
     Chiralなものは鏡像体がわかるように書くこと。

  問2 メタンの塩素化には、以下の2つのメカニズムがありうる。
    Type 1: Cl・+CH→CH・+HCl…僣=-1  CH・+Cl→CHCl+Cl・…僣=-21
    Type 2: Cl・+CH→CHCl+H・…僣=23  H・+Cl→HCl+Cl・…僣=-45
     どちらのメカニズムの方が起りやすいかを、エンタルピーに基づいて説明せよ。

  問3 次のの2つの化合物のうち、どちらの方がより強い酸になるかを理由と共に述べよ。
     (ヒント:H+が一つはずれた状態の安定性を比較する。)
          




★有機化学T 2000/2/8 融教官

 1.Nの混成軌道の電子配置を説明せよ。また、NH3分子の形を書け。

 2.次のルイス式を書け。
  1)     2)     3)    4)       5)
               

 3.命名せよ。
  1)
    

  2)
    

  3)
    

  4)
    

  5)
    

 4.R,Sを判定せよ。また立体構造を書け。
  
  1),2),3),4)は下記参照

   

  5) (s)-2-ブロモヘキサン

 5.2,3-ジブロモブタン
  (1)全ての立体異性体をFisher投影法で書きキラル中心、R,Sも書け。
  (2)立体異性がどんな関係にあるか書け。

 6.最も安定な配座をNewman投影法を使って書け。
  (1) 2-メチルブタン C2-C3結合
  (2) 2,2-ジメチルペンタン C3-C4結合