有機合成化学
H19から柴田教官に変わりました。中間・期末テストは教科書の章末問題から出るのでそっちを猛勉強すればOK!しかし範囲が膨大です....。
●有機合成化学 中間 2007/05/28 柴田教官
1.次の各化合物の構造を書き、IUPAC名を示せ。
(a)ジイソプロピルケトン
(b)アセトフェノン
2.次の各化合物の名称を書け。
(a)
(b)
3.次のケトンのBaeyer-Villiger酸化の詳しい反応機構を示せ。
4.シクロヘキセノンと各反応剤@〜Fとの反応で予想される主生成物を書け。
シクロヘキセノン:
5.?
5.次の生成物がどのようにして生成したか、その反応機構を書け。
6.次の各反応で予想される生成物を示せ。
(1)
(2)
(3)
(4)
★有機合成化学 期末 2004/2/19 荒木教官
1.次のそれぞれの化合物について示された反応を行う場合の試薬、反応機構、
生成物を書け。なぜその生成物が生成するのか、配向性についての理由をしめすこと。
(1)(図省略) 臭素化
(2)(図省略) Friedel-Craftsアセチル化
(3)(図省略) スルホン化
2.ベンゼンまたはトルエンから出発して、次の化合物を合成する方法をかけ。必要な
らどんな脂肪族化合物や無機化合物を用いてもよい。またオルト−パラ混合物からパ
ラ体のみを分離できるものとする(オルト体は単離できない)
(1)n-ブチルベンゼン
(2)2-ブロモ-4-ニトロ安息香酸
(3)o-ブロモクロロベンゼン
3.ピロール(下図)はアンモニアやアミンよりずっと弱い塩基である。
この理由を考えよ。(ヒントとなるキーワード:芳香族性、窒素の孤立電子対)
(図省略)
4.次のDiels-Alder付加物を与える化合物対を答えよ。
(1)(図省略)
(2)(図省略)
(3)(図省略)
5.本講の感想を自由に記せ。
★有機合成化学 中間 2003/12/15 荒木教官
1.次の各化合物を合成するための効率の良い合成経路とその反応機構を書け。
特記すべき反応条件(反応剤、触媒、溶媒など)も必ずかくこと。
(1)3-ヘキシン-1-オールをエチンから
(2)オクタナールを1-オクチンから
(3)1,5-ヘキサジインを1,5-ヘキサジエンから
(4)エチルメチルケトンをプロピンから
2.1-ブテンを触媒量の過酸化物の存在下、等モルのNBSと光照射した。
どのような反応が起こるのか。反応機構と生成物を説明せよ。
3.1,3-ブタジエンに等モルのIClを付加させた。どのような反応が起こるか。
反応機構と生成物を説明せよ。
4.(R)-3-ブロモ-1-ブテンを金属マグネシウムと反応させて、
グリニャール試薬を調製し、その後アセトンと反応させた。
どのような反応が起こるのか。反応機構と生成物を説明せよ。
5.アリル系におけるSN1反応、SN2反応およびSN2'反応について具体例を挙げて説明せ
よ。
6.本講の感想を自由に記せ。
★有機合成化学 期末 2003/2/18 荒木教官
1.構造式を書け。
(a)メシチレン (b)アニソール (c)アセトフェノン
(d)アントラセン (e)スチレン
2.次の3つのそれぞれの水素の酸性度は次のとおりである。これらの値
を考察せよ。
(a)プロペン メチル水素 pKa=40
(b)1,3-シクロペンタジエン メチレン水素 pKa=16
(c)1,3,5-シクロヘプタジエン メチレン水素 pKa=39
3.o-,m-,p-キシレンを1モルずつ含む混合物を適切な触媒の存在下で1モル
の塩素と反応させると、キシレンの3つの異性体のうち、1つだけが100%
の収率でモノクロロ化され、残りの2つは全く反応しない。この理由につ
いて考察せよ。
4.Cl基がオルト-パラ配向性基で、かつ(弱い)不活性基であることを説明せよ。
5.ナフタレンの求電子置換反応におけるC1位(α位)とC2位(β位)の反応性の差
について説明せよ。
★有機合成化学 中間 2003/1/6 荒木教官
1.次の語句を具体的に説明せよ。
@キュプラート ALindlar触媒 BDiels-Alder反応
C共役ジエン D速度論支配と熱力学支配
2.次の各反応において予想される生成物(ひとつとは限らない)を書け。反応中間体
や反応機構も必ず記すこと。また立体異性体が存在する場合は立体化学がよくわ
かるように書くこと。
CH3 Cl Cl CH3
(1) | | | | NaOCH3 (1 equiv)
meso-CH3CHCH2CHCHCH2CHCH3 ――――――――→
CH3OH
(2) HBr (2 equiv), ROOR
CH3CH2≡CH ――――――――――→
(3) H CH2CH3
\ / 1.CH3CH2CH2CH2Li
C = C ―――――――――→
/ \ 2.D2O
H H
(4) 図J
(5) CH3
\ NBS CCl4 ROOR
CH - CH = CH2 ――――――――→
/
CH3
3.プロピンと次の各反応剤との反応について、反応機構と生成物を書け。
(1)Na in NH3 (2)Br2 (1 equiv) (3)ICl (1 equiv)
(4)diluted H2SO4, HgSO4 (5)BH3, then H2O2,NaOH
4.本講の感想を自由に記せ。
★有機合成化学 期末 2002/2/12 荒木教官
1.(A)ナフタレンを80℃でスルホン化すると主として1−ナフタレンス
ルホン酸が得られる。また、160℃以上の温度でスルホン化すると
2−ナフタレンスルホン酸が主生成物になる。(B)1−ナフタレンスル
ホン酸を硫酸中で160℃に加熱すると、2−ナフタレンスルホン酸に
異性化する。
A 下線部の反応について、反応機構と配向性を説明せよ。
B 下線部の反応を説明せよ。
2.ベンゼンボロン酸のニトロ化はオルト−パラ位に起こるか、あるいは
メタ位か。(ヒント:ホウ素の電子配置を考えよ)
図E
3.化合物AからBを選択的に合成するもっとも良い方法を示せ。各段階で
必要な試薬や副生する生成物(生成する場合は)を示すこと。
A −> B
図E
4.次の3種の炭化水素の酸性度を考察せよ。
プロペン pKa=40
1,3,5-シクロヘプタトリエン pKa=39
1,3-シクロペンタジェン pKa=16
★有機合成化学 期末 2001/2/6 荒木教官
1.Friedel-Craftsアルキル化とFriedel-Craftsアルカノイル化について、
各々例を挙げて、反応機構、特徴、副反応、両反応の類似点と相違点
などを詳細に述べよ。
2.ニトロ基(NO)はベンゼン環の置換基としては、オルト-パラ配向基と
して働くが、不活性基である。ニトロ基の誘起効果や共鳴によるベン
ゼン環との相互作用について考察しこの事実を説明せよ。
3.ナフタレンの求電子置換反応はC2(β位)よりもC1(α位)に起こりやすい。
理由を説明せよ。また(a)2−ニトロナフタレンと(b)5−メトキシ−1
−ニトロナフタレンのモノニトロ化反応の反応生成物を予測せよ(理由を
必ず書くこと)。
4.ベンゼンから出発して次の化合物を合成する方法を示せ。できるだけ
不要な異性体が生成しない経路を考えること。
(a)2,6-ジブロモトルエン (b)2-(1-ジメチルエチル)ニトロベンゼン
(c)o-ニトロアニリン
図D
★有機合成化学 期末 2000/2/14 荒木教官
1.1,3-シクロペンタジエンの酸性度pKaは16である。一方1,3,5-シクロ
ヘプタトリエンのpKaは45である。この差について考察せよ(プロペンの
pKaは40である。)
2.ベンゼンのFriedel-Craftsアルキル化について、用いる試薬と反応機構の
例を挙げて説明せよ。またこのFriedel-Craftsアルキル化の制約(副反応)
について、例をあげて説明せよ。
3.次の各化合物を(モノ)ニトロ化するとき、どのような生成物が得られると
考えられるか。理由を共鳴構造式を用いて説明せよ。またそれらの反応は
ベンゼンのニトロ化と比べて起こり易いか起こり難いか。
理由と共に答えよ。
(a) (b) 図H
4.ベンゼンから次の化合物を合成する合理的な方法を反応式を用いて示せ。
(a)o-ニトロアニリン (b)2,6-ジブロモトルエン
(c)p-エチルアロトフェノン